前々回の「緊急事態」。そんなつもりはないながら、当人達をややバカにするような文調で、おもしろおかしく書いてしまったけど、大腸のトラブルは、決して他人事ではない。ていうか、実際に漏らしはしないにしても、誰しも、似たような経験をしたことがあるのではないだろうか。半世紀余り生きてきて、私も、同じような経験をしたことが何度となくある(漏らしたことはないよ!)。
最も多かったのは20代後半から30代前半、とにかく大酒を呷っていた時代。毎日の晩酌は当然、今に比べると外で飲むことも多く(だいたい上野)、二軒・三軒と決まった店をハシゴ。当時、健康のことはほとんど気にせず、食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲んでいた。で、体重も今より15kgほど多く、腹回りもパンパン。これでは身体を壊すのも当り前、結局、肝癌や肝硬変を疑われるくらいの悪い数値がでてしまい(実際は重度の脂肪肝)、禁酒とダイエットを余儀なくされた。肝臓が悪いと腹を下しやすいそうで、深酒した翌朝は、きまって下腹が不調に。通勤電車の中で冷や汗をかいたこともしばしば。ただ、途中下車したところで、トイレまである程度の距離を歩かなければならない。しかも、朝のラッシュ時にすぐにトイレを確保できる保証はなく、双方リスクは似たようなものなので、私は途中下車を選択せず、尻の穴に気合を入れて何とか会社までもたせていた。
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最も多かったのは20代後半から30代前半、とにかく大酒を呷っていた時代。毎日の晩酌は当然、今に比べると外で飲むことも多く(だいたい上野)、二軒・三軒と決まった店をハシゴ。当時、健康のことはほとんど気にせず、食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲んでいた。で、体重も今より15kgほど多く、腹回りもパンパン。これでは身体を壊すのも当り前、結局、肝癌や肝硬変を疑われるくらいの悪い数値がでてしまい(実際は重度の脂肪肝)、禁酒とダイエットを余儀なくされた。肝臓が悪いと腹を下しやすいそうで、深酒した翌朝は、きまって下腹が不調に。通勤電車の中で冷や汗をかいたこともしばしば。ただ、途中下車したところで、トイレまである程度の距離を歩かなければならない。しかも、朝のラッシュ時にすぐにトイレを確保できる保証はなく、双方リスクは似たようなものなので、私は途中下車を選択せず、尻の穴に気合を入れて何とか会社までもたせていた。
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